トルコリラ外貨預金はおすすめできない!金利が高くても元本割れしてしまう理由。

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トルコリラの政策金利は高く、トルコリラ円(TRY/JPY)のFXでは年利8%前後の高いスワップがつきます。

ただし、トルコリラに投資するなら外貨預金はおすすめできません。

外貨預金よりもFXのほうが利回りが高く、手数料も低いためおすすめです。

以下、リスクを低くFXでトルコリラに投資する方法を紹介します。

トルコリラの為替と金利について

まずはトルコリラの為替の推移を見てみましょう。(2009年~2018年)

もともと90円以上あったトルコリラですが、2012年の円高時には円高トルコリラ安になっています。一気に40円台まで下がっています。

その後、米国経済の回復、アベノミクスで円安となり、トルコリラも50円まで回復することができました。

ただ、その後は以前の90円のようならトルコリラの価値には回復せず、トルコリラ安となっています。そのため、政策金利も上がっています。

トルコリラの政策金利は2015年現在で7.5%前後となっており、他の諸国と比較してもかなり高くなっています。

そして、シリア情勢、中東情勢が悪化していき、米国・ロシアとの関係悪化にも伴い、どんどんトルコリラの価格は下げていき、2018年4月現在では26円台になっています。

政策金利は高いですが、なかなかに下落リスクのある通貨ですね。

ただ、トルコ経済自体は将来性もあり、シリア情勢等の外部要因が収まれば回復する可能性のある通貨です。現在の高金利時に投資をしておけば、金利収入+値上がり益も狙うことができるのではないかと思っています。

では、トルコリラに投資するにはどうすればいいのでしょうか?

まず思いつくの外貨預金でしょう。

外貨預金のトルコリラはおすすめできない理由

トルコリラの高金利を狙って投資する方法の一つとして外貨預金があります。

では、トルコリラを取り扱っている主要な銀行の金利と手数料を比較してみましょう。

銀行名手数料普通預金定期1ヶ月定期6ヶ月定期1年
新生銀行1.00円1.20%30.00%3.00%3.00%
大和ネクスト銀行非公開2.00%-5.00%-
ソニー銀行取扱なし----
UFJ銀行取扱なし----
三井住友銀行取扱なし----

マイナー通貨だけあって、取扱っている銀行が少ないのですが、新生銀行と大和ネクスト銀行が取り扱っています。

ですが、普通預金では金利は1.2%~2.0%と低く、それに対して片道手数料が1円かかってしまいます。トルコリラが現在26~30円ですので、1円ということは2%以上も手数料がかかってしまいます。金利で手数料を回収するのに1年以上もかかってしまい投資する意味がありません。

大和ネクスト銀行の定期6か月も、5%となっていますが、6か月では2.5%しか得られませんので、手数料で元本割れしてしまいます。外貨預金は手数料が高く、金利が低いため、資産運用には適しておらず、おすすめできません。

また、新生銀行の定期預金1年では年利3%となっていますが、満期の都度手数料がかかってしまいますので、ほとんど利益を得ることができません。

そして、新生銀行の定期1ヶ月では年間利回り30%となっていますが、これははっきり言って誤解を招く表記です。年利30%ではありますが、1ヶ月で満期となるために、また手数料がかかってしまうんです。

ですので、手数料が片道負担2%とすると年利30%/12ヶ月≒2.5%で為替差益がなければ元本割れしてしまいます。

これは「楽天銀行の南アフリカランド外貨預金の高金利の表現について思うこと。 」でも書きましたが、情報弱者の顧客を搾取したいと考えている銀行が良くやる手法で、年利30%といった誇大な表現で顧客を集めて、顧客が損をするとわかっていて勧めるあまり良くない手法ですね。

もちろん、サポート等はしっかりしているんでしょうけど、それであれば、私のブログを見たりして、しっかりと勉強して、本当に利益の出る投資をしてほしいです。

あくまで現時点ではありますが、外貨預金では手数料が高すぎて、また、金利も低すぎるためお勧めできません。

トルコリラに高金利のメリットを享受したいのであれば、やはりFXを使うのがおすすめです。

トルコリラ円のFXは利回りが高く手数料が安い

トルコリラに投資したいのであれば、FXを利用することをおすすめします。

トルコリラを取り扱っている主なFX会社の情報です。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
LIGHT FX100円前後1.8銭1,000
みんなのFX100円前後1.8銭1,000
ヒロセ通商90円前後1.9銭1,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
90円前後5~7銭(変動制)10,000
FXプライム byGMO80円前後4.8銭(原則固定)
(1,000通貨は手数料30円発生)

1,000
SBI FXトレード90円前後4.8銭1
サクソバンク証券90円前後3.3銭5,000
GMOクリック証券
(FXネオ)
85円前後1.9銭
(原則固定の適用対象外)
10,000
セントラル短資83円前後8銭~18銭10,000
OANDA Japan50円前後12.2銭
(2018年8月トルコリラFX会社比較)

FXではスワップ金利というものが毎日入金されます。これは交換する通貨(円とリラ)の金利差のことで、いわゆる金利と同じです。上記の表は10,000通貨あたりの1日のスワップの金額を載せています。ヒロセ通商は100円となっていますが、1年間で100円×365日=39,500円となります。

10,000通貨保有して年間に36,500円もらえると考えると、年間利回りはいくらになるのでしょうか。1TRYを30円と仮定すると

365日×100円÷(10,000通貨×1TRY/30円)=12.16%

何と年間利回りは12.16%も付きます。かなり利回りの高い資産運用が実現できます。

では、手数料はどうでしょうか。FXでは手数料は基本的にはなく、買値と売値の差であるスプレッドが実質的に手数料となります。

ヒロセ通商を見るとスプレッドは1.9銭となっています。外貨預金よりもかなり安いです。1TRYあたり1,9銭ということは30円あたり1.9銭です。

つまり、手数料率は0.1%に満たないほど小さいです。

これはFXが一日に何度も取引をすることが想定されているため、1回当たりの手数料を安くしていることが主な要因です。外貨預金よりもかなり安いです。

でもFXはリスクが高いのでは!? 低リスクでFXをする方法

FXはハイリスクだからやりたくないという人が多いです。ただ、なぜハイリスクなのか理解していない人が多いです。

FXは証拠金取引と呼ばれ、口座に預けたお金の25倍までレバレッジをかけて取引をすることができます。

すなわち、10万円口座に入金したら、25倍の250万円分までの外貨を売買することができます。25倍までレバレッジを高めると、ちょっとした為替変動で大きく利益を得ることもできますし、逆に大きく損をすることもあります。

すぐに口座の10万円以上の損失が出て強制ロスカットされてしまうというわけです。

以上のことから、FXはハイリスクハイリターンな投資と言われています。

ですので、FXでリスクを下げようと思ったらレバレッジをかけなければいいんです。すなわち、10万円口座に入金したら10万円分だけの取引しかしなければいいんです。トルコリラに置き換えると約3,000通貨までに抑えればいいというわけです。

レバレッジをかけなければ理論的には通貨がデフォルトしない限りロスカットされることはなく、長期保有し続けることができます。

外貨預金と同じです。むしろ、24時間いつでも取引ができるのでFXのほうが安全と言えます。

ただし、FX会社によっては10,000通貨からしか取引ができない会社もあります。

その場合、取引規模がどうしても大きくなってしまい、資金が無い人はレバレッジをかけざるを得なくなりますので、最小取引通貨単位が小さい会社を選ぶようにしましょう。ヒロセ通商であれば、1,000通貨単位から取引ができるので、問題ないでしょう。

1,000TRYは約5万円ですので、5万円以上入金しておけばレバレッジをかけずに取引ができます。

また、SBI FXトレードであれば1通貨からトルコリラに投資ができます。1通貨だとさすがに利回りも小さくなるので、意味はありませんが、例えば、毎月100通貨ずつコツコツ買い増しすることだって可能なんです。

FX初心者の人は取引に慣れるまでまずはSBI FXトレードで100通貨単位から始めるのがいいでしょうね。

※トルコリラFX堅実投資については詳しくは以下の記事でも書いていますので参考にしてください。
⇒トルコリラFXで堅実にスワップ金利収入を稼ぐ方法を検証しました。

資金力があるならくりっく365もおすすめ

2015年5月11日にくりっく365にトルコリラ円が上場しました。

くりっく365とはFXにおける証券取引所のようなもので、東京金融取引所によるFXの公的な取引所です。

くりっく365はスワップが低く、スプレッド幅が広い通貨が多く、あまりお勧めできなかったのですが、今回のトルコリラ円のスペックの高さには正直驚きです。

スワップ:90~110円
スプレッド:約5銭(変動)

トルコリラが30円として、利回りを計算するとヒロセ通商に匹敵する利回りになりますね。

ただ、くりっく365は10,000通貨からしか取引ができません。

ですので、1単位ポジションをとると50万円ほどの取引をすることになります。50万円預けていればレバレッジをかけずにできますが、買い増しをしようと思うと100万円となり、レバレッジが2倍になります。

ですので、くりっく365を使うのであればある程度の資金力があるほうがいいでしょう。高スワップですので、50万円分だけ投資して、上がるまでずっと長期保有しておくという方法でもいいかもしれませんね。

くりっく365はどのFX会社でも条件が同じですが、手数料が無料でかつトレードツールが使いやすく、サポートがしっかりしているGMOクリック証券にしておけば間違いはないでしょう。下落局面でポジションを取り、長期保有しながらスワップ金利を得ることができれば理想ですね。

参考:くりっく365のトルコリラ円FXのスワップ金利が高い!

トルコリラの外貨預金はFXで代替するのがおすすめ まとめ

以上、トルコリラの投資について外貨預金よりもFXがいかにメリットがあるかについて解説させていただきました。

まとめますと

  1. 外貨預金は金利が低く、手数料が高いため元本割れしてしまう
  2. FXのトルコリラ円はスワップ利回りが高い 8%以上
  3. FXはスプレッド(手数料)も小さい 0.1%程度
  4. FXでもレバレッジをかけなければリスクを低く長期保有できる
  5. レバレッジをかけないためには1,000通貨から取引ができる口座を選ぶ(ヒロセ通商
  6. 資金に余裕があればくりっく365を利用するのがおすすめ

以上です。

もちろん、トルコリラは金利が高い分リスクも高いと考えられます。ギリシャのようなデフォルトの危険性は言われていないものの、価格が急落するリスクはやはりあると考えられます。

ですので、FXで投資するのであればレバレッジをかけずに余裕資金で運用することが必要です。国の通貨でこれだけ利回りが高く日本にいて投資できる投資商品もなかなかないので投資対象として魅力が高いのは事実ですね。

以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資は自己責任でお願いいたします。

口座開設は以下よりどうぞ
トルコリラに投資するならヒロセ通商




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