セルインメイ・夏枯れ相場に備えて稼ぐ投資方法について

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セルインメイ・夏枯れ相場といった下落相場に備えて稼ぐ方法を検証しました。

ども。リーマン投資家のかんべえです。

いや~、5月に入りましたね~。

投資家では5月に入ると毎年「セルインメイ」という投資の格言が話題に上がってきますよね。

夏枯れ相場に向けて5月に売れということなのですが・・・

じゃあ、下落するのがわかっているのであれば、それを見越して稼ぐことができるのではないか?

そう思い “セルインメイ・夏枯れ相場に備えて稼ぐ投資方法” について検証してみたいと思います。

セルインメイとは?その原因は?

セルインメイの正式は以下の通りです。

「Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day. 」

「5月に売って9月の第2土曜日まで戻って来るな」

という意味です。

これは夏場に下がる傾向がる株式相場を指しており、夏枯れ相場に向けて5月に売っておいて、9月の底値で買えという意味なんですね。

主な原因としてはヘッジファンド(投資会社)の決算が6月末に多く、それまでに利益を確定し、45日ルールに備えるためというものです。

45日ルールとは顧客の解約が決算日の45日前までにしなければならないというルールで、ヘッジファンドはその解約に備えて資金を確保しておく必要があるというわけです。

ただ、それは10年前までの話で現在は解約は柔軟に対応できるようなところが増えており、セルインメイの影響にはならないのではないかといわれています。

(参考:ヘッジファンドの「45日ルール」は本当か?:F-Style)

ただ、実際問題、5月~8月にかけて相場が下落しているイメージがありますよね。まあ、これは投資家の心理によるものなのかなと思います。年末にかけて株価が上がっているという事実もあるので、利益確定の時期がちょうど夏ごろになるという心理から売られているようですね。

過去のチャートを見ると

事実として夏にかけて売られているのであれば、原因がどうあれ、下落相場に備える投資が有効となります。

では、過去のチャートを見てみましょう。

過去のチャート、期間指定チャートはカブサポさんが便利です。

まずは日経平均を見てみましょう

2017年5月1日~10月1日

2017年は8月に大きく下げていますね。2017年8月の収入報告を振り返ると北朝鮮のロケット問題が原因だったようです。

8月から夏枯れ相場が始まり、そして、北朝鮮をきっかけに大きく下げたという感じでしょうかね。その後は大きく上昇しています。

5月~6月あたりに売っておけば、良かったというのは結果論ですが当てはまっていますね。

2016年5月1日~10月1日

続いて2016年です。まさにセルインメイという感じで、5月に売っておけばよかったという相場になっています。6月に大きく下げていますが2016年6月の収入報告で振り返ると英国EU離脱の影響で大きく下げたようです。

あまりに下げすぎたせいか、その後は上昇を続けていますね。

突発的な要因ではありますが、5月に売っておけばよかったという感じになりました。

2015年5月1日~10月1日

続いて、2015年です。

綺麗な夏枯れ相場になっていますね。8月あたりからどんどん下落して5月の日経平均20,000円から17,000円と3,000円も下げちゃってますね。

2015年8月の収入報告を見ると上海株価指数の大暴落が影響のようです。

結果としてセルインメイの格言通りとなった感じですね。

2014年5月1日~10月1日

最後に2014年です。こちらは5月が底値のような感じになっています。

アベノミクスが始めたてでアゲアゲ相場だったことも影響していますね。

ただ、8月を見ると大きく下げています。2014年8月投資収益報告を見るとイラク情勢、ウクライナ情勢などなどで下げたみたいですね。イラク問題は2018年の現在も解決していませんし、本当に長引いていますね・・・。早期解決を願います。

といった感じで、2014年は少しイレギュラーでしたが、5月に売っておくと良いようですね。

同じく、ドル円とNYダウも6月~9月にかけて下落している傾向があるようです。

まずはNYダウを見てみましょう。

2015年5月1日~10月1日

8月末に18000ドルから15000ドルまで下落

2016年5月1日~10月1日

6月末に18000円から17000円まで下落もその後は上昇

2017年5月1日~10月1日

大きな上昇相場で目立った調整はなかった

(引用元:chartpark

NYダウの過去3年間ですが、2017年は微妙ですね・・・大きな上昇トレンドでいまいちセルインメイな感じではありませんね。ただ、2016年、2017年はセオリー通りという感じでしょうかね。

ではドル円チャートも見てみましょう。

2015年5月1日~10月1日

8月末に125円から115円まで下落

2016年5月1日~10月1日

110円から100円割れまで夏にかけて円高に

2017年5月1日~10月1日

NYダウは下がってはいなかったがドル円は114円から107円までの下落はあった

という感じで、NYダウの2017年は例外でしたが、概ねセルインメイの格言通りチャートが動いてることがわかりましたね。

過去の値動きの原因について詳しくは以下のサイトが見やすかったです。

参考:2015年のマーケット=日経平均15年ぶりに2万円台回復。年央からは「チャイナショック」で不透明感増す

セルインメイ・夏枯れ相場に備えて稼ぐには5月から継続的に売りを始めるのが良いのでは?

上記の通り、過去数年間の日経平均やドル円を見るに、5月から売り始めて、下落するのを待つのが結果的にうまくいっているようです。

大きな下落・調整が6、7、8、のいずれの月に起こるかはまちまちですが、夏枯れ相場に向けて備えておくと利益をえれそうですね。

では、どうすれば夏枯れ相場で稼ぐことができるのか?

以下、個人的に良いのではないか?と思うのを書きたいと思います。

①株価下落を見越してベア系・インバース系ETFを買っておく

まずは日経平均が下落をすると上がる銘柄です。

これを夏枯れ相場の前、5月あたりから買っておけば下落時に利益を得られるのではないかと思います。

例えば日経平均ベア2倍上場投信(1360)やブログでも紹介している日経平均ダブルインバース連動型上場投信(1357)です。

参考:下落相場・不況に備えるために日経平均ダブルインバース連動型上場投信を始めてみました。

日経平均ベアは日経平均と逆の動きをする銘柄で、日経平均ダブルインバースは日経平均の騰落率に連動するETFです。まあいずれも下落相場で株価を上げる性質を持っているものですね。

個人的には利益幅が大きそうなダブルインバースの方を買っておこうかなと思います。

では、過去にセルインメイ・夏枯れ相場に備えてダブルインバースを買っていればどうなっていたか?過去のチャートを見てみましょう。

2015年5月1日~10月1日

2016年5月1日~10月1日

2017年5月1日~10月1日

参照元:カブドットコム証券

いかがでしょうか。

2015年、2016年あたりは5月から継続的に買っていれば1.5倍近く株価を上げているので利益になりそうですね。2017年はちょっと上げ幅が小さいですかね。まあそれでもある程度の利益は得れそうですね。

ただ、売るタイミングを逃してしまうと、年末にかけて下落していってしまいますので、注意が必要ですね。買う量は最初は大きく、後は少しずつがいいかもですね。

現在、ダブルインバースの株価は1200円台とかなり下げていますので、今のうちに買っておこうかなと思います。

もちろん、上がるとは限りませんので、投資は自己判断でお願いしますね。

日経平均ダブルインバースはETFでどの証券会社からでも買うことができます。ですので、どこの証券会社を選んでも良いのですが、1株から買えますので1日約定10万円以下であれば手数料が無料の松井証券を使うのもありかなと思いますね。その他の株を買わないということが前提となりますが。

②CFDで米国VIを買っておく

続いてCFDで米国VIという銘柄を買っておくという方法です。

当ブログでは安定相場に向けて米国VIの空売り(ショート)については「米国VI空売りの価格調整差額でコツコツ稼げるか検証【VIXの空売り投資法】」で書いていますが、今回は米国VIを買っておくという手法です。

ちょっと見づらいかもですがこちらも過去のチャートを見てみましょう。

2015年5月1日~10月1日

2016年5月1日~10月1日

2017年5月1日~10月1日

(引用元:chartpark:VIX恐怖指数チャート

いかがでしょうか。

こちらも年によっては違いますが、5月あたりから高騰したりしていますよね。2015年に至っては15ポイントから55ポイントと、3倍にもなっています。

CFDなのでなかなか馴染みがないかもしれませんが、GMOクリック証券(CFD口座)で米国VIは取り扱っていますので、興味のある方はみてもらえればと思います。

参考:CFDのVIX恐怖指数の空売り権利調整差額で儲けることは可能か?

私自身、ブログでも書いています通り、昨今の安定上昇相場狙いで米国VIの空売りをしていますが、夏枯れ相場に向けて5月からは買いに転じてみようかなと思います。

③円高に備えてFXユーロ円を売っておく

最後に個人的に気に入っているのが円高に備えたユーロ円の売りです。

上記の通りドル円を売るのもありなのですが、ドル円売りの場合はマイナススワップが発生してしまいますので、代替としてユーロ円売りをします。

ユーロ円であれば売りでもプラススワップなので長期保有も問題ないというわけですね。

参考:ユーロ円売りFXは円高に備えた投資として正解でした。

では、ユーロ円もドル円と同じくセルインメイが通用するのか?チャートを見てみましょう。

2015年5月1日~10月1日

2016年5月1日~10月1日

2017年5月1日~10月1日

うーむ。あれ?という感じですね。

2016年は英国EU離脱というユーロにダイレクトに影響する事象が起きたのでユーロ円売りは成功でしたが、その他は何とも言えませんね。

2015年は140円から133円まで2017年では逆に損をしてしまいますね。

まあ円高にはいずれなるかなと思うのでユーロ円売りもありですが・・・。

まあEUはギリシャとか英国やらで何かと問題を抱えているので、またユーロ安になる可能性は高いとみています。夏枯れ相場狙いではありませんが、継続的にユーロ円売りはしていきたいと思います。

ユーロ円を売りをするといってもレバレッジをかけずに堅実に長期投資をしています。

SBI FXトレードであれば1ユーロから取引ができますので、100~200ユーロずつくらいユーロが上がったら売っていますね。

セルインメイ・夏枯れ相場に備えて稼ぐ投資方法について まとめ

以上、セルインメイ・夏枯れ相場に備えて稼ぐ投資方法について書かせていただきました。

やはり、投資の格言「セルインメイ」の通り、多くのケースで夏にかけて下落相場になるようです。

ですので、夏枯れ相場を狙って投資をするのはありですね。

ご紹介した夏枯れ相場時に稼ぐ投資法としては

  • 日経平均ベア・ダブルインバース
  • 米国VIの買い
  • ユーロ円売り

以上の3点が良いのではないかと思います。

まとめると以下の通りです。

投資法評価おすすめ口座備考参考リンク
米国VIの買い★★★GMOクリック証券CFDで米国VIを買っておく。急落時には数倍になるため大きなリターンを得られるかも。下落相場時には下値も限定的なのでリスクも低いのでは。CFDになじみがあればおすすめ。米国VI空売りの価格調整差額でコツコツ稼げるか検証
ユーロ円売り★★SBI FXトレード円高に備えてFXでユーロ円を売っておく手法。ただ、過去のチャートを見ると、そこまで有効には機能していないか。長期保有が問題なければおすすめ。ユーロ円売りFXは円高に備えた投資として正解でした。
日経平均ベア・ダブルインバース★★松井証券日経平均が下落すると株価を上げるETFのダブルインバースや日経平均ベアを5月から買っていく。売り時が難しいが過去のチャートを見ると利益が出ている。下落相場・不況に備えるために日経平均ダブルインバース連動型上場投信を始めてみました。

どれも興味深いですが、過去の結果を見るに米国VIの買いが大きなリターンが期待できそうですね。

まあ、今年は英国EU離脱や大統領選挙とかがないので何とも言えませんが、何が起こるかわからないので私は投資しておこうと思います。

利幅は少ないかもしれませんが、ユーロ円売りも継続して行います。EUは何かと事件が起きますからね。円高ユーロ安になるのを狙ってスワップをもらいながらユーロ円売りポジションを増やしておこうと思います。

以上、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。



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