VW(フォルクスワーゲン)の株を買う方法【不正で株価暴落は投資のチャンスか?】

VW(フォルクスワーゲン)が排ガス規制の不正が発覚し、株価が暴落しています

この暴落は株のバーゲンセールなのか、今後株価が回復する可能性があるのか?

投資のチャンスだとすると、VWの株を買うことができるのかについて検証しました。

VW(フォルクスワーゲン)ディーゼル車排ガス規制違反で株価暴落

ニュースでも日々取りあげられていますが、2015年9月22日、VW社はディーゼル車の排ガス規制をパスするために検査機の不正を行っていたとこが発覚しました。

参考:VW排ガス規制、不正1100万台 制裁金2兆円超も

制裁金が2兆円超、排ガス規制違反の車のリコールが1100万台、また株主や利害関係者からの大規模集団訴訟、これによる被害は甚大なものと予想されます。会社が存続できるかさえ疑問視されるほどの大問題に発展しています。

では、VW社の直近の株価を見てみましょう。

VW株価
(Volkswagen AG 2015年9月28日時点 Bloombarg:VOW:GR フォルクスワーゲン

不正の影響で株価が暴落しています。制裁金、集団訴訟、リコール費用などが明らかになればさらに下落することが予想されます。

日本の証券会社ではVWの株を買うことはできないがCFDなら可能

ただ、逆張り投資家にとっては株のバーゲンセールではないかと常に見張る必要があります。最近の事例では2012年にオリンパス(7733)の不正問題で株価が暴落しましたが、結局上場廃止にはならず、株価が回復したというケースがあります。今思えば株のバーゲンセールだったんですね。

では、今回のVWはどうでしょうか。かなり、大きな損失が予測され、会社自体も存続が危ぶまれるほどの損害ができるかもしれませんが、世界のVW社ですので、上場を維持し、耐えることができる体力を持っているかもしれません。VW社が倒産となると、ドイツ経済、欧州経済、ひいては世界経済にも大きな影響が起きそうなので、国による保護があるかもしれません。

いずれにしても、株価が現在割安になっている可能性はあります。

そこで、ドイツ株を買う方法が無いか調べたところ、残念ながら日本の証券会社ではドイツ株を取り扱っている会社はないようです。今回は静観することしかできないのでしょうか。

そこで、調査を続けたところ、IG証券のCFD口座であれば、取り扱っていることがわかりました。

IG証券CFDならVW株に投資できる 空売りも可能

さて、よくよく調べてみたところ、IG証券のCFD口座を使えば、VW株を売買することができるようです。

VOW IG証券取扱
IG証券 オフィシャルサイト CFD個別株取扱銘柄より抜粋)

CFDとは差金決済取引のことで、FXのようにある一定の証拠金を預けて、レバレッジ1倍~5倍の範囲内で売買する取引です。FXもCFDの一種なのですが、FXはCFDを為替に特化しているといったイメージです。

通常のCFDであれば、株価指数や商品先物、個別株式、海外株式について差金決済取引ができます。CFDができる会社の中でIG証券はドイツ株であるVWも取り扱っているようですね。手数料も約定代金の0.105%と良心的です。

上記の取り扱い表より、現在のところ空売り規制もなく、これからさらにVWの株価が暴落すると見込んで売りを仕掛けることも可能なようです。もちろん、どちらにふれるかわかりませんので、リスクは十分に理解して投資は自己責任でお願いいたします。

参考:IG証券CFD口座の評判、特徴分析【海外株も取引できる便利なCFD口座のメリット

実際のIG証券CFD口座でVW株を確認

ではIG証券のCFD個別株口座でVW株を確認してみましょう。

VWCFD1
IG証券 CFD口座個別株口座取引画面)

IG証券のCFD口座の銘柄検索で「VW」と検索すると「Volkswagen AG」と出てきました。

1株約137EUR≒17,810円から注文ができるため少額から始めることができます。レバレッジは最大5倍ですので、証拠金は3,500円ほどで始めることができる計算になります。

とはいえ手数料が0.108%と安いのですが、最低手数料が10,80EUR≒1,404円もかかりますので、1株といった少額で取引するのはあまりおすすめできませんね。

IG証券は口座を開設することでCFD口座(個別株、株価指数、商品先物、債券先物)も同時に利用でき、さらにFX口座も利用することができるマルチ口座になっています。

ドイツ株の他、米国株、イギリス株、香港株、日本株など様々な国の個別株銘柄を取り扱っていますので、いざというときのために口座を保有しておいても損はないでしょう。ただし、6ヶ月以上取引をしないと口座管理料が月額525円ほどとられますのでご留意ください。

参考:IG証券CFD口座の評判、特徴分析【海外株も取引できる便利なCFD口座のメリット】

特にVWのようなドイツ株を取り扱っているところはなかなかありませんので、投資のチャンスを逃さないためにも必要ですね。関連銘柄としてポルシェ株も取り扱っていますし、日本株でも不正ニュースで暴落のリスクがある東芝や旭化成等の銘柄も取り扱っており、空売りも可能なので、チェックしておきましょう。

VW株をCFDでトレード→IG証券

現物で買いたいなら ドイツ株価指数に連動するETF

ただ、CFDやFXと聞くと拒否反応を示してしまう方向けに代替として海外ETFを買うという方法も紹介しておきます。

VW社の株を日本の証券会社で直接買うことはできないので、何か他に関連銘柄はないか?ETF(上場投資信託)の中に連動するものはないか?とVW社と関連するETFを調べてみました。

すると、VW社に直接連動するETFはありませんが、海外ETFの中の米国ETFにはドイツの株価指数とほぼほぼ連動する「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」というものがありました。

iシェアーズ MSCI ドイツ ETF
ドイツETF

こちらもやはりドイツ市場の中でもVW社の株価が下げている影響で下落しています。

ちなみにドイツ株価指数DAXの推移は以下の通りです。 ドイツDAX指数

上記ETF「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」がほぼ同じ動きであることがわかります。

よって、少し遠いですが、現在の「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」が今後さらに割安になると予想して、底値で買う準備をしておくことで投資のチャンスが向いてくるかもしれません。

もちろん、VW社不正問題がさらに大きくなり上場廃止となると、しばらくドイツ株価指数も低迷することとなります。あくまで当記事は参考情報として、投資は自己責任でお願いいたします。

海外ETFが買える証券会社

ではこのドイツ株価指数と連動する「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」を買うにはどうすればいいのでしょうか。「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」は米国株のETFの銘柄に入っています。米国ETFを取り扱っている証券会社は以下の通りです。

会社名マネックス証券SBI証券楽天証券
手数料約定代金の0.45%
(最低5~20米ドル)
1000株まで25米ドル1000株まで25米ドル
1000株以上の追加手数料なし1株につき0.02米ドル1株につき0.02米ドル
手数料を比較するとマネックス証券が約定代金ベースでSBI証券楽天証券が株数ベースで計算されてします。

SBI証券楽天証券は1000株まで定額で25米ドルかかってしまいますので、少額の場合はマネックス証券のほうが手数料が有利となります。ただし、1回当たりの注文が1000株以上の場合はその投資する株価に応じて有利不利が変わってきます。

例えば「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」は現在25米ドルほどですので、100株買った場合

マネックス証券
100株×25米ドル×0.45%=11.25米ドル

SBI証券、楽天証券
25米ドル

でマネックス証券が有利なのですが、1000株となると

マネックス証券
1000株×25米ドル×0.45%=112.5米ドル

SBI証券、楽天証券
25米ドル

と、マネックス証券の手数料がかなり高くなりますので、1回当たりの取引ボリュームに応じて証券会社を選ぶようにしましょう。まあ100株前後で取引をするのであれば、マネックス証券がおすすめですね。

海外マネックス
マネックス証券オフィシャルサイトより抜粋)

現在ドイツ株価指数が割安になっていると判断できるのであれば、マネックス証券などで「iシェアーズ MSCI ドイツ ETF」に投資してみるというのも面白いですね。

以上、VW社はまだまだ悪材料が出てきそうなので、ドイツETFも今は買うのは危険だと思っていますが、悪材料が出尽くして、再び上昇するタイミングを見計らって投資できるよう海外ETFを買えるように準備しておくのも面白いでしょう。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたしますね。

ドイツ株価指数DAXを空売りするには?

ただ、これからさらにVWショックが起き、連れてドイツ株価指数も下落すると見込み、ドイツ株価指数DAXを売りからポジションを取り、利益を上げたいと考える方もいるかと思います。

ドイツ株価指数DAXもCFDで取り扱っていますので、IG証券でももちろん取扱っていますが、外資系の会社でなくても、お馴染みのGMOクリック証券でも取り扱っています。

株価指数系のCFDはどの会社も基本的には手数料が無料ですので、差はありませんが、外資よりも日本の会社のほうがトレードがしやすいかと思いますので、ここではGMOクリック証券をおすすめしておきます。

VW(フォルクスワーゲン)の株を買う方法 まとめ

以上、VW(フォルクスワーゲン)の株を買う方法についてご紹介いたしました。

直接VW株を売買するのであれば、IG証券のCFD口座で売買できるようです。空売り規制もありませんので、制裁金、リコール費用が確定するのを見越して売りを仕掛けるというのも一つの方法でしょう。

また、CFDではなく現物株で投資したいと考えるのであれば、ドイツDAX指数と連動する海外ETFに投資するもの一つでしょう。これはマネックス証券SBI証券で取り扱っています。

ただ、海外ETFは空売りができませんので、ドイツ株価指数DAXを空売りしたいと考えているのであれば、CFDを取り扱っているGMOクリック証券で取引をすればいいでしょう。

とはいえ、まだまだVWの不正がどう決着するのかはわかりません。これからさらに不正が明るみとなり、株価が下がると判断していますが、上場は維持できるとなると、急反発することも考えられます。その場合、空売りをしていると大きく損失をかかえることになります。

儲けるチャンスではありますが、やはり、その分リスクは高いでしょう。くれぐれも投資は自己責任お願いいたします。

口座開設は以下よりどうぞ
VW株に投資できるIG証券のCFD口座


2016年10月3日追記:VWの株価は大分落ち着いてきましたが、今度はドイツ銀行破綻の可能性が浮上してきて、株価が急落しています。こちらもCFD口座で取引ができるので、投資の可能性について記事を書きました。

ドイツ銀行の株を買う方法 ~破綻危機で株価暴落で投資のチャンスか?~

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