FXでおすすめの通貨ペアはどれか?特徴と選び方

FXには様々な通貨ペアがあり、その特徴もそれぞれ異なります。

一体どの通貨ペアに投資すればいいか悩んでいる方も多いかと思います。

そこで今回は投資の目的別におすすめの通貨ペアを紹介したいと思います。

あくまで私の主観によるものですので参考程度に考えてもらえればと思います。

通貨ペアとは

本題に入る前にFXをされたことがないという方もいらっしゃるかと思いますので、通貨ペアとは何かについておさらいしておきます。

通貨ペアとはFXで売買する二国間の通貨のペアのことを言います。最もなじみ深いものでは米ドルと円のペアでしょう。FXでは米ドル円(USD/JPY)と表記され1ドルを何円で買うことができるかという意味になります。

FXでは米ドル円の他にユーロ円(EUR/JPY)や豪ドル円(AUD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のようなクロス通貨と呼ばれるものもあり、数多くの種類があります。

通貨ペアはそれぞれ特徴があり、トレード目的によって使い分けることが必要になってきます。そのため、FXで稼ぐにあたり、どの通貨ペアを選択するかというのは重要な問題になってきます。

以下、トレード目的別等に分けて適した通貨ペアを紹介していきます。

スキャルピング(超短期)トレードならドル円、ユーロ円で

スキャルピングトレードとは短期的に小さな値動きで何度も売買を繰り返して利益を得るトレード手法です。まさにデイトレーダーといった感じです。

スキャルピングトレーダーは1日に何度も取引をすることが想定されますので、スプレッドが狭いこと、流動性が高い通貨ペアを選ぶ必要があります。

その点、ドル円(USD/JPY)とユーロ円(EUR/JPY)は適しています。

FX会社名ドル/円ユーロ/円最低取引通貨単位
外為ジャパン0.3銭0.6銭1,000
SBI FXトレード0.27銭~0.69銭~1
JFX0.3銭0.5銭1,000
GMOクリック証券0.3銭0.5銭10,000
インヴァスト証券
0.3銭0.6銭1,000
ヒロセ通商0.3銭0.6銭1,000
DMM FX0.3銭0.6銭10,000
OANDA Japan0.4銭0.7銭1
セントラル短資0.51銭0.97円1,000
(*スプレッドは原則固定なのですが、指標発表時など、取引が激しく行われるときは広がることがありますのでご注意ください。)

以上の通り、ドル円スプレッドは狭いところで0.3銭のところがあります。ドル円110円と考えるとコスト負担率は0.002%ほどでほとんど考えなくてもいい水準になっています。

また、スキャルピングトレードをするのであれば、約定力・システムの安定性が必要で、取引単位も1000通貨からできた方がいいでしょう。その点においては外為ジャパンがおすすめです。

参考:スキャルピングに最適なFX会社とは【おすすめFX業者比較】

スイングトレード(短~中期)ならドル円は買いのみ、売りはユーロ円がいいか

次にスイングトレーダーの場合です。

スイングトレーダーとはデイトレーダーほど短期ではなく、ポジションをとったら数日から数週間で決済するトレーダーで短~中期的なスパンで売買します。

この場合もスプレッドの狭さが重要になるのですが、ある程度の期間ポジションを保有するためスワップについても考慮したほうがいいですね。

ドル円の場合は売りポジションを持つとマイナススワップが発生してしまいますので、売りから入る場合はユーロ円でトレードしたほうがいいです。

ユーロ円は売りポジションでもほとんどの場合マイナススワップは発生せず、むしろプラススワップがもらえる業者が多いです。

ユーロ円FXの主要なFX会社のスペック一覧です。

FX会社名ユーロ/円売りスワップ最低取引通貨単位
GMOクリック証券0.5銭18円10,000
SBI FXトレード0.69銭~8円1
外為ジャパン0.6銭7円1,000
DMM FX0.6銭7円10,000
インヴァスト証券
0.6銭5円1,000
セントラル短資0.97銭2円1,000
OANDA Japan0.7銭0円1
JFX0.6銭0円1,000
ヒロセ通商0.5銭0円1,000
(2017年3月)

上記の通り売りスワップではむしろプラススワップが発生する業者が多いです。つまり、円高の準備をしながらもスワップをもらうことができるというわけですね。

めんどくさいから米ドルだけでいいというのもありですが、僅かな金額かもしれませんが、コツコツ積み重なると馬鹿にならない金額になりますので、本気で稼ぎたいならしっかりと使い分けることが必要ですね。

参考:円高に備えた投資としてFXユーロ円売りは正解でした。

スワップも取りたいのなら豪ドル、NZドル

次はスワップと為替差益の両方をとりたい方におすすめの通貨ペアです。

豪ドル円(AUD/JPY)とNZドル円(NZD/JPY)です。

オーストラリアドル、ニュージーランドドルは両通貨とも経済情勢が安定している割にスワップ金利が高いことで人気の高い通貨ペアとなっています。

ただ、低金利政策によりスワップの妙味が薄れてきているのは事実です。

まず豪ドル円を見てみましょう。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
ヒロセ通商48~50円0.8銭1,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
42円0.7~1銭(変動)10,000
SBI FXトレード40~44円0.77銭*1
セントラル短資FX40~44円1.13銭(変動)1,000
FOREX.com45円1.8銭~1,000
インヴァスト証券
(トライオート)
45円0.9銭1,000
外為オンライン45円3.0銭10,000
外為ジャパン41円0.7銭1,000
DMM FX41円0.7銭10,000
*10,000通貨~より変動(2017年3月時点)

スワップは10,000通貨あたり40~50円ほど出ています。

豪ドルが80円前後ですので、単純に年間の利回りを換算すると2.3%ほどでしょうか。

次にNZドル円です。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
ヒロセ通商60円1.4銭1,000
インヴァスト証券
(トライオート)
60円1.7銭1,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
58円1.7銭~(変動)10,000
外為オンライン58円6.0銭10,000
セントラル短資FX56円4.0銭1,000
SBI FXトレード55円1.79銭*1
DMM FX50円1.5銭10,000
外為ジャパン50円1.5銭1,000
FOREX.com32円2.8銭~1,000
*10,000通貨~より変動(2017年3月時点)

こちらは高くてスワップが60円ほどとなっています。

NZドル円は現在75~80円ほどですので、年間利回りに換算すると3%前後といった感ですかね。為替やスワップは変動しますので、参考数値にとどめておいてください。

いずれもスワップが高く、スプレッドが狭いのはヒロセ通商になりますね。1,000通貨からも取引ができますし、スワップトレーダーに力を入れているFX会社になります。

一方、スプレッドはドル円やユーロ円と比べると大きいので、短期売買にはあまり適していませんね。

参考サイト:目指せ!FXでスワップ金利生活

リスクは高いが高スワップ狙いなら南アフリカランド、トルコリラも

豪ドル円やNZドル円は確かにスワップが付くのですが、年利回り想定が2~3%とちょっと物足りなくなっています。

そこで、リスクは高くなるのですが、さらに高スワップの通貨ペアもあります。

南アフリカランド円とトルコリラ円です。

まずは南アフリカランド円のスワップを見てみましょう。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
SBI FXトレード120~150円0.99銭*1
GMOクリック証券
(くりっく365)
130~140円0.96銭(変動)10,000
セントラル短資FX130円~1.9銭10,000
DMM FX120~130円1.4銭10,000
外為ジャパン120~130円1.4銭1,000
外為オンライン80円15銭10,000
JFX40円1.4銭1,000
ヒロセ通商15円1.3銭1,000
*10,000通貨単位より1.99銭~(2017年3月時点)

高いところでスワップは100,000通貨あたりで130~150円にもなります。ランドを8円で想定すると利回りは5~6%とかなり高くなっています。

しかし、急激な暴落が起こります。2016年には6.2円まで大きく下がりましたし、スワップが高い分、リスクも高い通貨となっています。

参考:南アフリカランドのFX投資で少しずつスワップ収入を得ています

次にトルコリラ円です。

FX会社名スワップスプレッド最小取引通貨単位
ヒロセ通商103円前後4.9銭⇒2.9銭1,000
SBI FXトレード102円前後4.8銭1
FXプライム byGMO100円前後8.0銭(原則固定)
(1,000通貨は手数料30円発生)

1,000
GMOクリック証券
(くりっく365)
94円前後5~7銭(変動制)10,000
セントラル短資83円前後8銭~18銭10,000
IG証券72円前後8.0銭100,000
OANDA Japan50円前後12.2銭
M2J50円前後手数料300円1,000
(2017年3月時点)

こちらは10,000通貨あたりで80円前後と高くなっています。現在トルコリラが30円ほどですので、年間利回り相当は10%を超えてきます。

ただ、こちらも下落しやすいハイリスク通貨となっています。特に今はシリア情勢、ロシアとの関係などで値動きが激しくなっています。

投資するのであればレバレッジをかけずに望みたいですね。

ただ、30lot(30,000リラ)ほど保有すれば月1万円ほどのスワップ収入が得られます。リスクが高い分、リターンも大きい通貨と感じています。

私自身もトルコリラには投資していますので、詳しい投資法は以下の記事を参考にしてください。

参考:トルコリラFXで堅実にスワップ金利収入を稼ぐ方法を検証しました。

南アフリカランド、トルコリラともに適しているFX口座はSBI FXトレードヒロセ通商ですね。

初心者におすすめの通貨ペアとは?

次にFX初心者におすすめの通貨ペアについて考えてみましょう。

わかりやすさでいくなら、これもドル円、ユーロ円が適してるということになるのですが、FX初心者はそれよりも最小取引通貨単位が小さい会社を選ぶことを重視すべきです。

最小取引通貨単位とは1回あたりの取引単位のことで、多くの会社は10,000通貨からとなっています。

10,000通貨となると10,000ドルですので、1回あたり1,000,0000円以上の規模の取引をすることになります。レバレッジも高くなってしまい、FX初心者であれば相当センスがないとすぐにお金を溶かしてしまうことになってしまいます。

ですので、最小取引通貨単位が小さい会社を選ぶ必要があります。

FX会社名ドル/円ユーロ/円豪ドル/円最低取引通貨単位
SBI FXトレード0.27銭~0.69銭~0.77銭~1
外為ジャパン0.3銭0.6銭0.7銭1,000
OANDA Japan0.4銭0.7銭-1
JFX0.3銭0.5銭0.7銭1,000
インヴァスト証券
0.3銭0.6銭0.7銭1,000
ヒロセ通商0.3銭0.5銭0.7銭1,000
セントラル短資0.51銭0.97円0.89銭1,000
GMOクリック証券0.3銭0.5銭0.7銭10,000
DMM FX0.3銭0.6銭0.7銭10,000
(2017年3月時点)

FX会社の中にはSBI FXトレードのように1通貨からも取引ができる口座があります。FX初心者はまずは1通貨といった少額から取引ができる口座を選んでFXに慣れていってもらうのがいいのではないでしょうか。

参考:FXを始めるにはいくらかかるのか?必要資金について【少額取引ができるFX会社】

マイナー通貨は必要か?

その他、ここで紹介した通貨ペアの他にも数多くの通貨ペアがあります。

英ポンドや中国人民元、メキシコペソ、香港ドルやカナダドル、ノルウェークローネやブラジルレアル等々。業者によっては様々なマイナー通貨ペアが用意されています。

ただ、マイナー通貨ペアは需要が少なく、流動性も低いため、スプレッドが大きく広がりやすいこと、どんなリスクがあるかわかりませんので、相当の自信と根拠がない限りは手を出さない方が賢明でしょう。

それぞれの通貨ペアには相関関係がありますので、そのマイナー通貨ペアでしか稼げないようなことはめったにありません。

「ドル・ユーロ・円」を基軸に通貨ペアを選んでもらえればいいかと思います。

FXでおすすめの通貨ペアはどこか?特徴と選び方 まとめ

以上、FXでのおすすめの通貨ペアはどこなのかトレード目的別を中心に検証してみました。

まとまると…

  • スキャルピングトレーダーは米ドル円、ユーロ円で約定力・システムの安定性が高い口座を選ぶ
  • スイングトレーダーは米ドル円は買いでユーロ円は売りでマイナススワップを発生させないようにする
  • スワップも得たいなら豪ドル円、NZドル円も。ただし、スプレッドは広くなるので中期トレードがおすすめ
  • スワップの高さに特化したいのなら南アフリカランド円、トルコリラ円
  • FX初心者は米ドル円がおすすめだが少額取引ができるところからスタートする
  • マイナー通貨ペアは気にしなくていい

以上のような結果となりました。

結局人気の高い通貨を紹介するといった面白味のない結果となりましたが、あなたのトレードスタイルに合わせて参考にしてもらえればと思います。

ただ、あくまで私の主観的な判断ですのでご了承ください。

以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資は自己責任でお願いいたします。

このエントリーをはてなブックマークに追加 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*